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[20後期]ETC車載器の取り付け

動画作品『初めてのETCゲート』はこちら(UCF10)

商品名 ノンストップ自動料金収受システムETC車載機(分離型アンテナ車内設置タイプ)
※ETC(Electronic Toll Collection)とは、ノンストップ自動料金収受システムの事です
メーカー 三菱重工

余談…三菱電機もETCを開発・販売しています。紛らわしい(^^;
型番 MOBE-200 ブラック
※ちなみにUCF10ではMOBE-201でした)
製品仕様 ◆UCF20で使用(本レポート)
MOBE-200…アンテナ分離型(アンテナ車内接地タイプ)
◆UCF10で使用
MOBE-201…アンテナ分離型(アンテナ車外設置タイプ)

上記以外の機能等は全く同じです。
MOBE-200詳細な仕様はメーカページをご覧ください。
価格 12,000円ぐらい(セットアップ込み)
購入先 個人売買
動機 一度ETCに慣れてしまったら、ETC未装着車には乗れません。(^^;;
# 料金所で停止する事がスゴクいや、、

ご存知の通りUCf10/11セルシオは、特殊フロントガラス(鉛入り)のため、電波が通り難くなっています。そのためjt車(UCF10)では、アンテナ車外設置タイプETCを装着していました。UCF20後期のガラスは電波を通すので車外接地タイプでなくても平気です。そこで移植するのではなく、室内設置タイプのセパレート型ETC車載器を新規購入する事にしました。
取扱い説明書 三菱重工のサイトからダウンロード可能です。
施工時期 2005年1月
取り付け 取り付け時の注意事項
・ETCアンテナは、GPSアンテナより10cm以上離す事
・ケーブル類についても、GPSアンテナのケーブルに近づけない事。ETC側は影響ないが、GPSアンテナの受信性能が著しく悪くなります。
関連HP 財団法人道路システム高速化推進機構(ETCの本家オルセ)
ETC総合情報ポータルサイト
ETC前払割引サービス
ETC車載器セットアップ取扱店(都道府県別)
オプション MOBEシリーズオプションプリンタ
プリンタ外部インターフェイス(標準装備)に接続することで、ETCカード内の利用履歴をプリントアウトできます。
感想(Impression)は次ページ末です。

写真レポートの参照順について(新しいウインドウが開きます)


写真をクリックすると拡大写真となります。

製品パッケージ

取説はここより無償ダウンロードができます。
   


ETC車載機の取付 (バッテリーのマイナス端子を外してから作業しましょう)

まず最初に「インストルメントパネルNo.1カバー」を取り外します。

写真○印のネジ1本と、、、

写真○印のネジ1本計2本取り外します。

中央は、20後期より採用されたS2000ダイアグテスター接続用のOBD-II(DLC3)コネクタです。

マイナスドライバ等でOBD-II(DLC3)コネクタ両脇のツメを外す

「インストルメントパネルNo.1カバー」よりOBD-II(DLC3)コネクタが外れます。

「インストルメントパネルNo.1カバー」を外します。次に○印のキーレスエントリ用ブサースイッチのコネクタを取り外します。

次にカーテシランプ(足元照明用)を捻って取り外します。これで「インストルメントパネルNo.1カバー」が完全に外れます。

次にアウターミラースイッチASSYに掛かります。

コインボックスを引き抜きます。

コインボックス奥の両脇のネジ2本を外します。(ネジの脱落に注意!!)

写真のようにリムーバを使いに、アウターミラースイッチASSYをコジると取り外せるようになる。

アウターミラースイッチASSYを引っ張り出します。

コネクタ4つを外します。

コネクタ4つを外しました。

「インストルメントパネルフィニッシュプレート(IGキーシリンダー周囲の輪っか)」を外します。(引っ張るだけ)

次に「インストルメントパネルエンドパッド」を外します。

「インストルメントパネルエンドパッド」裏側ののクリップ位置を確認しておきます。

アウターミラースイッチ部の穴から手を入れ「インストルメントパネルエンドパッド」裏側のクリップを押し出し、取り外します。

「インストルメントパネルエンドパッド」の裏面です。クリップ位置は写真の通り

次に「フードロックコントロールレバー」を取り外します。

「フードロックコントロールレバー」下部にあるネジ2本を取り外すと、リバーが外れます。

「フードロックコントロールレバー」が外れました。

次に「インストルメントパネルロワーパッド」を外します。写真○印に位置する5本のボルトを外します。
※「パーキングブレーキレリーズレバー」部のボルトの詳細は右参照

「パーキングブレーキレリーズレバー」を軽く持ち上げると裏に2本のボルトが見えます。左側のボルトを外します。

「インストルメントパネルロワーパッド」を引き出します。

「インストルメントパネルロワーパッド」より、スキッドコントロールブザー(左)、トランクオープナー(中央)、フューエルリッドオープナー(右)のコネクタを外します。

「インストルメントパネルロワーパッド」よりエアコン内気温センサーを外します。(ネジ1本)

「インストルメントパネルロワーパッド」

「インストルメントパネルロワーパッド」のトランクオープナー(右)、フューエルリッドオープナー(左)スイッチ裏面

スキッドコントロールブザーASSYです。(ABS&TRC&VSC&BA用ブサー)

エアコン内気温センサーです。

次に「ヒーターツゥリジスターNo.2」を外します。

引っ張るだけで外れます。

インストルメントJ/Bです。
※ヒューズボックスにアクセスするだけなら、内装カバーを外す必要は有りません。

ヒューズボックスのカバーを外します。

UCF10と違い、ミニ平型ヒューズが使用されています。

ヒューズボックスカバーです。

ミニ平型ヒューズ電源には極性があるので注意が必要です。

5Aヒューズ付です。

「リヤライタ(15A)」から電源を取る事にしました。バッテリー側(プラス側)は奥側となりますので、ミニ平型ヒューズをそのように取り付けます。

ETC付属の電源コードです。

「ミニ平型ヒューズ電源コード」からエレクトタップで枝割します。これがプラスラインとなります。
※「ミニ平型ヒューズ電源コード」先端のギボシは別用途で使用予定

ボティアースはステアリングコラム下のネジに接続しました。これがホディアース(マイナスライン)となります。

この状態で一旦ETC、およびバッテリーのマイナス端子を接続し、ACC ONでETCの電源が入る事を確認しておきます。→電源が入ったのでOK

ETC付属のETCアンテナです。

スペースの関係で、ETC車載器
/アンテナとも運転席側ダッシュボード上に配置する事にしました。ダッシュボード脇を配線します。(押し込むだけ)

ETCアンテナを両面テープで貼り付けますが、その周囲をシリコンオフで脱脂して置きます。

ETCアンテナを両面テープで固定します。点線は配線したルートです。配線方法は押し込んであるだけです。(^^;

ETC車載器取付プレートです。プレートを曲げる事により曲面への取付も簡単です。

この位置に貼り付けました。(貼り付ける前に脱脂しておきます。)

斜めから。

取付プレートにETC車載器を装着します。ETCアンテナ/電源配線は必要な長さだけ立ち上げます。余ったコードは下でまとめておきます。

ETC車載器へ接続、電源コード(ACC)とETCアンテナだけです。

あとはカバー類を元に戻して終了です。「インストルメントパネルロワーパッド」を取り付けます。

配線を整理しながら「インストルメントパネルNo.1カバー」を取り付けます。

これで作業完了です。



作業時間 1時間
満足度 80点 ★★★★★★★★★☆
ETCゲート通過模様 動画作品『初めてのETCゲート』はこちら(UCF10)
装着した感想 冒頭にも書きましたが、一度ETCに慣れてしまったらETC未装着車には乗れたものではありません。真っ先にETC車載器(とレー○ー)を装着する事にしました。UCF10後期以降は、UCF10前期のように電波不透過ガラスではないため、取付はいたって簡単です。(ACC電源を取るだけ)

三菱重工製ETCのETCカード抜き忘れ警告は、エンジンを切った瞬間から警告音(ピー音が3〜4秒続く)が鳴り響きます。
この機能(抜き忘れ警告)の為に、常時電源接続(*1)を必要とするメーカーもありますが、三菱重工製ETCは常時電源接続は必要としません。おそらくコンデンサ等を使って警告ブザーを鳴らしているんだと思います。

*1 常時電源接続はパッテリー上がりの要因になりやすいので、極力常時電源は極力接続したくない。

今回は構造調査目的も合って必要以上に分解していますが、簡単に済ませたい場合は「インストルメントパネルNo.1カバー」すら外さなくても、取り付けは可能です。(配線が若干汚くなりますが、、)

今回はETCテスターのチェックなしで、いきなり本番テストをしましたが、一発合格!でした。

さぁ! ETC前払い残金6万円以上あるし、、、無駄に高速走るぞ〜。(^^何処へ行く?